クオカードってご利用になったことはありますか。
入学祝いやクリスマス、お誕生日のプレゼント、ちょっとしたお礼、引越しのご挨拶などにお手軽なプリペイドカード式の商品券です。
おもにコンビニなどで使えるこのクオカード、最近では、会社の販促商品、子供会の景品、自治会のイベントなどでもで人気があります。
こういった人気の背景には、やはり私達の生活の中にコンビニというのがしっかりと根付いているからでしょうね。
もちろん、クオカードの利用先はコンビニだけではありませんよ。ガスト、バーミアン、デニーズ、マツモトキヨシ、ENEOS(一部の店舗)、ジュンク堂書店、丸善など全国57000店の提携先があります。
でも、クオカードっていったいどこで買えるの?
金券ショップ店員の私は仕事柄、お客様からこの質問をよく受けます。
不思議なことに、金券ショップで買えることは知っててもそれ以外の購入場所を意外と知らない方が多いようです。
もかしたら、その逆もあるのかもしれませんね。コンビニで買えることは知ってても、金券ショプで買えることは知らないとか。
そこで、今回は、クオカードの購入場所とそれぞれの費用とサービスの違いを説明していきますね。
※クオカードの図柄及びカードケースは販売店によって変わります。また、額面によっても違います。
クオカードの購入場所は、4つです。
①金券ショップ
②コンビニ
③ネット(クオ・ギフトショップ)
④指定販売店
クオカードの額面は500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円の6種です。
1、金券ショップ
金券ショップで買うことの最大の利点は、やはり額面以下で買えるってところでしょうか。だいたい、98パーセント前後です。ちょっとでも安く買いたいなら、金券ショップですね。
但し、贈り物の場合、基本、お客様からの買取なので専用の封筒がご用意できません。
と言うことになってはいますが・・・・
お店によっては、買取した時の封筒をきれいな状態でそのまま取ってあったりします。贈り物であることを伝え、封筒があるか、お店の人に確認して下さいね。
金券ショップでは、額面が500円、1000円のクオカードは大変人気です。他の額面と比べて販売率をちょっと高めに設定しているところもあります。どこの金券ショップもそうですが、こちらの額面のクオカードは圧倒的に不足しています。なぜなら、贈り物というより、ちょっとした配りものにご利用される方が多いからです。
30枚以上になると、よほどタイミングが良くないとご用意できないのが実情です。もちろんお店の規模にもよりますが‥‥。突然行っても在庫切れということも少なくないと思います。事前にお問い合わせの上、行かれて下さいね。
金券ショップでは、カード絵柄の種類も色々あったりします。いろんな方からの買取ですからね。中には、株主優待でもらわれたものや懸賞で当たったものなどちょっと変わった商品もある時があります。お客様の中には、普通のルートでは手に入らないものをご趣味で集めたり、ネットで売るために購入される方もいらっしゃいます。
また、
以前、私の働く店では、クオカードを法事のお返しにご利用になったお客様がいらっしゃいました。専用の袋はご用意できたのですが、金券ショップではのし書きのサービスはできないと申し上げると、自分でのしを用意して書くからかまわないとのこと。この時、数種の額面のクオカードを10万ほど買っていかれました。さすがに金券ショップで、法事用としてクオカードをご用意したのは初めてだったので、ちょっとびっくりしました。そういう時代になったんですね。
2、コンビニ
コンビニで買うことの最大の利点は、額面が5000円と10000円のクオカードにはおまけがついているところでしょう。
5000円券が5070円分(70円お得)
10000円券が10180円分(180円お得)
コンビニでよくお買い物をされる方は、このおまけのついたクオカードを買えば、ちょっとした節約になりますね。
但し、その逆もありますよ。
500円券は530円
1000円券だと1040円かかります。
これはコンビニに限らず、後に説明するネットでの購入、指定販売店でも同じです。低額の額面だと、手数料(製造コスト)が発生するのです。何か、額面以上で買うってイヤじゃありません?この額面はできるだけ金券ショップでの購入をおススメします。
クオカードは多くのコンビニ店で販売していますが、扱っているクオカードの額面に違いがあります。
7イレブン、サークルKサンクス、ポプラなど
3000円、5000円、10000円
ローソン
△500円、1000円、3000円、5000円、10000円
※500円券は置いていない店舗が多いです。
フャミリーマート 500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円
※予約注文ができるため、大量枚数にも対応しています。
店舗によってはお取り扱いがなかったり、あっても在庫がそれぞれ数枚ずつしか置いていないところもあります。立地のいいコンビニでは、たくさんの在庫が置かれているようです。枚数が多い時は、事前に確認していかれた方がいいですね。
提携先一覧が載った専用ケースがついていますので、贈り物にも安心です。
支払いをクレジットカードですることはできませんので現金を用意してくださいね。
3、ネットで購入
インターネットなら、クオカード会社が運営するクオギフトショップで購入できます。もちろん、送料と振込料がかかります。
本家本元ですから、全ての額面がそろっているのはもちろん、300円、460円、700円などの額面もあります。デザインも豊富ですよ。
有料ですが、のし名入れサービスもでき、慶事弔事などに対応しています。
また、オリジナルのクオカードを作ることもできます。高いですけど・・・・・。
何もかもお任せで、内祝いに使いたいとか、会社のキャンペーンの景品に使いたいとかのご利用なら、こういったネットショップもいいですね。
ちょっと費用としては、アップしちゃいますけどね。
気にするのはソコ(費用)じゃない!という方にはおススメです。
お支払いは銀行振り込みで前払いとなります。
4、指定販売店
株式会社クオカードのホームページで、お近くの指定販売店(一部の書店、チケット売り場)を探すこともできます。
以上、それぞれクオカードの購入場所について説明してきましたが、ご希望額面、用途によってご利用先が違ってくると思います。購入前の参考にして下さいね。